スタートアップ

イベントが土壌を耕す:TORYUMON2023

下記PodcastをSummary fm (by standfm)を活用して文字起こししたものです(誤字脱字可能性あります、すみません) 登竜門への参加 Fventuresさんがやっている 登竜門に参加させていただきました。昨日ですけどね、参加してきました。300名ぐらいの人が来ていて、 IVSが1万人というところなんですけど、本当にそれに近い熱量みたいなことを 会場で感じることができました。自分自身も登壇の機会をいただいて、 シードファイナンスの軌跡みたいなところで登壇させていただいて、本当に久しぶりに 学生の方々とお話できたのはいい機会だったなと思ってます。 昔ブログ書いたんですけど、 スタートアップに関わる人の人口を増やしていかないと結局起業家も増えないし、すごくビジネスな話をすると ベンチャーキャピタルとしてもリターンが出づらい。エコシステムをどんどんどんどん 醸成していかないといけないので、そういった意味において、こういったイベントっていうのは、もちろんここに来た人がすぐに起業して、 すごく成長して成功するっていうことがものすごくあるかというと、そんなに実は 数としては

アーリーラウンドにChief of staffという役職を置く意味

下記Podcastの簡易書き起こしです。Stand fm summaryを使ってます。便利。 アーリー前時期の経営 シード時に投資をすることが多いんですけど、結局プレAとかシリーズAぐらいの起業家が経営というマターもやらないといけないし、雑部もやらないといけなくて、結構時間的な余裕で言うとこのぐらいのプレーからシリーズA、いわゆるPMFギリギリみたいな起業家が一番忙しい気が個人的にはしてるんですよね。 起業家の忙しさとファイナンス もちろん起業家である以上ずっと忙しいんですけど、雑部も含めた稼働量で言うと、そのあたりのタイミングが一番忙しい気がしていて、起業家が忙しいと何が困るって、ファイナンスプロトコルになれないんで、ファイナンスが進みづらくなってしまうんですよね。ただその理由もわかって、起業家も忙しいんで、業務から離れないので、起業務から離れると結局売上も伸びないしみたいなところになっちゃうので、なかなか大変なことがわかってるんですけど、そうするとプレAとかのファイナンスって個人的にはすごく難しいファイナンスだなと思ってるので、そこに時間を使ってもらいたいなっていう気持ちと

Mochary method :USスタートアップCEO絶賛のコーチング

こちらは下記Podcastの記事を書き起こしサービスを(Standfm summary)を活用して、書き起こしたものです。多少の読みづらさはあると思いますが、正確な情報はもしよければPodcastをお聞きいただければ幸いです。 Mochary methodについての説明 Mochary method(モカリーメゾット)ってご存知ですかね?たまにツイッターとかで、モカリーメゾットがすごいみたいな、アメリカの経営者、アブレックスとか、サムアルトマンとかが受けているコーチングってすごいです、みたいなことを見たりしていて、ちょっと調べてみようかなと思ったので、そのモカリーメゾットについて調べたことについてちょっと話してみようかなと思うのです。モカリーメゾットって何やっていうことがあると、コーチングでありメンタリングのサービスというか、マット・モカリーで人が始めているので、マット・モカリーのコーチングスタイルって言ったらそうだし、マット・モカリーの経営哲学とか思想とか人生哲学に正直近いのかなと思ってますね。彼が始めたコーチングサービスの延長っていうところかなとは思います。 Matt・Moc

Merge : Not for Exit, But for Scale

”10年などでデカコーン(1兆円)をこえる時価総額をつくるためにはM&Aが必須なのでは?”ということを最近考えている。Exitではなく、株式交換などでもっとMergeしていき拡大していく力学をつくっていくことが重要なのではないかと。。 しかしM&Aというものは日本では少ないと自分がこの業界に入った日から言われている。スタートアップのExit(特にVCにとって意味のあるリターンになるExit)としてもIPOがまずメインになるのが日本マーケットであると思う。(IPOがしやすい市場であることが問題であるという話もあるが、一旦そこは棚上げ) そうした環境の中でもちょっとずつ増えていっている感覚はあるが、まだまだUSなどと比較すると少ないのではないかと思う。こういった現象を国民性に帰結させるのはあんまり好きなやり方ではないが、一部はあるのかもしれない(会社は家みたいな概念が足かせとなる。) ただその間にもVCマネー自体は増加しつつある、金利の問題でまだまだ今後はわからないがUS含めたスタートアップ含めたオルタナティブアセットへの投資をするためのお金はまだまだ世界に余っている(ドライパウダ

ナラティブだけが人を動かす 〜スタートアップはなぜナラティブを紡ぐのか〜

「ナラティブ」という言葉を耳にする機会がここ5年ほどでぐっと増えたように思います。 3日に1回程度本屋に出向いてはぶらぶらとしていますが、そうしている理由の一つが、時代のトレンドや社会の温度をぼんやりと掴むためだったりします。本屋は世相を反映しているので、売れている本はざっと目を通しています。(余談ですが、kaekaという伝え方のサービスに投資した大きなきっかけの一つは、本屋をぶらりとする中で「この数年は伝え方の本が売れているな〜」と考えていたことでした。) 本題に戻ると、最近本屋では、「ナラティブ」を謳う本が増えたように感じます。例えば、『ナラティブカンパニー: 企業を変革する「物語」の力』や 『ナラティブ経済学 −経済予測の全く新しい考え方』。また、少しだけ古いですが『ストーリーとしての競争戦略』も広い意味ではその一つかなと思います。 尊敬していてお世話にもなっている、投資先のミラティブの赤川さんもまた、ナラティブについてよく話しているのが印象的です。ナラティブについて聞き、感じ、