起業テーマ

画像生成AIを実際にビジネス利用するためには -LoRA/ControlNet-

Kinkakuという画像生成AIのスタートアップに投資をさせていただいた。Akuma.aiという画像生成サービスを行っているので、ぜひ気になるかた登録して利用をしてみていただければ幸い。プレスリリースは下記の通り。 生成AIスタートアップKinkaku、資金調達を完了し、ゲーム・コンテンツ制作のための画像生成クラウド「Akuma.ai」を正式リリース 実際にはこの動画を見ていただくか、実際につかってもらうのが一番なのだが、Stable diffusion web UIを実際につかうと環境構築のためにインストールしたり、GPUが高いPCでないとなかなか生成ができなかったりする。そういった環境構築など必要なく利用することができるようになっている。またモデルを学習させることができ、そのモデルをベースに画像生成することができるようになっている。 非常に抽象化すると、実務に耐えうるクオリティの画像生成ができる可能性があるサービスを提供していると認識している。まだまだこれからサービス自体も改善していくが、ぜひ利用していただければ幸い。 https://akuma.ai -そもそも現状だ

世界のライドシェアの現状から、日本での普及可能性を考える

昨今日本においてライドシェアの議論が今更というべきか良いタイミングというべきか難しいが上がってきている。世界的にライドシェア旋風が巻き起こっていたのは6−8年以上前だったとはおもうが、Uber/Lyftがビジネスモデルを証明し、世界中でライドシェアの産業が立ち上がっていった。CAGR16%の成長が予測され、2028年には、242Bドルの市場規模に広がっていくとも言われている。 しかし規制・ルールの影響もあり、日本においては浸透しなかった。しかしこのタイミングで様々な方から声があがり、改めてライドシェアの機運が高まってきている。その一番の要因はコロナの終息に伴い、外国人観光客・インバウンドの波がかえってきているのは要因としてあると思う。 河野デジタル相 「ライドシェア」導入 本格的議論へ 考え示す 正直まだライドシェア自体が、どうなっていくのかはわからないが、一つだけわかっていることはある。”インバウンドは必ず伸びていく”。観光立国としての日本というのは住んでいる身ながら非常に魅力的であると思うし、しばらくはこのコンテンツの強さというのは変わらない。そのときにライドシェアなのかはわか

Top-tierVCの投資先から投資トレンドを考える

-海外VC Portfolioを見ることの意味の是非 海外のVCの投資先がどういうのがあるのかは、起業アイデアを考えるときや、VCとしても投資候補先を考える上ではテッパン的な活動ではある。一方で、So What?な側面は否めない。自分も起業アイデアやVCのキャリアになってからは続けていたがどこまで意味があったかは正直わからない。あらゆる環境が違いすぎて海外のスタートアップが参考になる面もあるが実はそこまで役には立たなかったことが多いと個人的には思う(知識欲は満たされるが) とは書いたもの、意味がないわけでは全くなく、”どういったトレンドがあるのか・どういう分野が注目を集めているのか”ということをざくっと知るためには意味がある。そのため改めて久しぶりに、Toptier Firmと言われる海外のVCが今年9ヶ月ほどでどういうスタートアップに投資をしていたのかをさらってみた。(どこがToptier Firmかという議論はあるのだけれども、Sequoia・Benchmarck・a16z・Lightspeedあたりを今回は参照してリサーチを行った) *あくまで自分の好み・興味分野からピック

LLM(AI)の発展によりWeb3的・分散社会は到来するかも

ANRIのナカジです。Crypto/Blockchain・AIあたりっていうのはVCとして追わないといけないマストな変化だと思ってます。(VCでなくても、当たり前かもしれませんが、、)特にシード期に投資をするにあたっては、変化が少ない領域に投資していくより、プラスもマイナスにも変化が激しいほうが相性がいいと考えてます。 その中でCryptoやAI(LLM)の分野について投資検討や考えをめぐらせたり、記事を読んだりしてく中で、繋がっていく未来があるなと予感し、それを言語化してみようと思います。予感したのは、”分散化という現象はこのAIとBlockchainという技術によって起こりうるのではないのか”ということです。そのことについて書いてみました。感想などシェアいただけると喜びます! Tweet💡要約 ・中央集権化(Centralized)の弊害と反発が強まってきている ・インターネットサービスも一部の企業によりドミナントになってきたため弊害が多い。(インターネットの思想の自己否定が始まった) ・その結果主権の損失、社会分断を生んできている。それに対して分散していくというテーマ・トレ

Generative AI 100ユースケース

全文は下記のニュースレターの方でお読みいただければ幸いなのですが、GenerativeAIが注目された今どういうサービスや事業案があるのかを妄想してみました。 GenerativeAIが今なんで注目されているのかや、どんな種類があるのかみたいなのはぜひ下記レターの記事を読んでみていただければ幸いです。 Generative AIのユースケース100来るべき生成系AI黄金時代に向けてWhat's To Comeナカジnakajish 何か今事業を考えていたり新規事業を考える人のヒントになれれば幸いだけれども、まあエンタメとして眺めてほしいぐらいの期待感です(VCとして捉えたときに投資したい事業ではない場合が多いですw) 1. 家やオフィスの内装に対する提案 2. プログラミングのコード組成:GPTで十分かも知れないが 3. タレントのCMや二次利用を撮影せずに利用可能にする 4. フリー音楽素材の無限生成 5. インターネット広告運用のアドバイス業。広告代理店リプレイス:Googleが自社でやりそう 6. 広告クリエイティブの無限生成(音声・画