世界のラグジュアリーブランドはいま何をしているのか?

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最近このラグジュアリーブランドについて非常に興味がある。その製品ももちろん興味あるが、どちらかというとなぜラグジュアリーブランドはラグジュアリーでありつづけられるのか?そういったブランドという付加価値をどのようにして組成し、保っているのかが気になっている。

AI含めた進歩の中でおそらく機能的なものっていうのはどんどん限界コストが安くなっていき、誰でもとはいわないが創られるようなものが多くなってくると思う。その中でも人が買う理由、何かを選択する中でブランドというものは今後より一層価値の置き方が強くなってくるのではないかと個人的には感がている。

この本がその問いにバッチリ答えられているかというと、そうでもない。ただコロナ以降でのブランドの努力や、思想みたいなのは垣間見える本ではあったので、このような領域の起業家や、働いている方は一読する価値はあると思う。

クリエイティビティこそラグジュアリーの本質。クリエイティビティはラグジュアリーを定義づける要素である。時代感にあったものを創出する必要性がある。リスクをとらないとラグジュアリーではない。クリエイティビティは、カテゴリー全体やブランドイメージ、ブランドと顧客の接点などすべてに落とし込めるべきもの。

このあたりのブランドとはなにかについても自分の中で言語化してみたいチャレンジはあるものの今は断片的にしか思考がまとまってないので、いつか書きたいなと思っている。