リカレント教育の兆しを感じる

2022年現在自分は社会人歴が8年、9年目になってきている。この今のベンチャーキャピタルという仕事自体も5年ほどになってきており、他の仕事と比較すると圧倒的に日々ラーニングしないといけないことが多くて大変であることは間違いないがある程度仕事にもなれてきたのがこのぐらいの年次なのかなとおもったりする。ある程度その職能にもなれてきたときに次に何を学んでいくことがより大きなステップアップにつながるのかっていうのを悩む時期な感覚もある 例えば日本企業においての出向制度や人材ローテション(こちらはローテンションは結構社内最適化されるから個人的には良さ悪さがあると思うけど)などにおいて芸の幅を磨いていく制度がある。しかし外資系やスタートアップなどのJob型においての雇用形態っぽいキャリアを歩んでしまうとそのような芸の幅を磨くことは自身で考えなければならない。それが普通かもしれないが、目の前のことに集中する時期ともうすこし長期的な目線に立つことによって何をやるべきかを考える期間というのはある気はする。そういったときにリカレント教育というトレンドは今後より重要になってくるのではないかと思う リカ

Wiz:最速で100MARR達成したクラウドセキュリティ企業

ARR1M->100Mを18ヶ月で達成 ARRが100Mを18ヶ月で達成し、Deelの記録を抜いたというニュースが流れててきたので、そんな化け物みたいな企業があるのかと思いざっくり調べてみました。 結論時代の潮流に乗ったマーケットで、起業家の与信も高く、王道のエンタプライズから落とすことができたという企業であったことを実感しました。 どんな会社なの:Wiz Wiz | Secure Everything You Build and Run in the CloudAgentless cloud security and compliance for AWS, Azure, Google Cloud, and Kubernetes.wiz.

ならず者たちのギャラリー:神秘の金融家

前々からアート自体には興味があって、高いものではないですが1年に少しだけ購入していたりする。本当はもっと買っていきたいが飾る壁と場所もないし、お金がかかる趣味ではあるなってのは思っている。そうした中で前々から絵を購入するときとシードで投資をするときは結構近い感覚を覚えたりする。この絵がなぜ好きなのかみたいなのはもちろん絵自体の上手さ(自分が分かるとは思ってないです)もあるとは思うけど、どういう意図なのかみたいな作家でありアーティストの方が透けて見えて、その人が好きかどうかみたいにもなるとは思っている。自分も購入する際はTwitterなどのSNSなどを拝見したり、ギャラリーの場合はなるべくアーティストの方と会話して購入を決めたりするようにしている そうした中で、結構画商(ギャラリスト)と今の仕事は近いのじゃないかなと数年前から思っており、いつか交差できたらいいなと未だに思っている。そういう思いをいだきながら本屋に行った際に目がとまったのがこの今回の本である。 誰が名画をつくりだしたのかっていうのはすごく良い引きの文だなと。もちろん生み出したのはアーティストだが、デリバリーしていく過程

VCとして働く現実を捉えた海外VCの卒業ブログ

たまたま見かけた記事で、29歳の6年ほどベンチャーキャピタルやっていた人が辞めたときの記事がでてきて、自分が考えていたことの言語化が完全にされていたので、気になったところをピックアップしてみようと思う。VCに勤めている同じキャリアくらいの方や、今後VCに興味ある方にはぜひ一読していただきたい(自分のこのBlogよりも下記を!ぜひ。。共感するところが非常に多い) 結構リアルな肌感としてこのあたりの記述はあっていると思っています。自分は全然やめる気はないですが、ここに書いてあることは確かにずっと頭によぎりながら仕事はしています Why I’m leaving Venture Capital to join RouteI was 24 years old when I first started writing this post. At

ワンピースREDから考える理想の叶え方

ワンピースのREDを見てきたけど、なるほどうと人の夢と現実のバランスって難しいなってことを感じたし、同じことをいくつかのストーリーでみたことがあったので、それについてなんとなく思うことを書いていこうと思う。(*ここからはネタバレを挟むのでぜひまだ見ていない方は見ないほうが良いと思います) ワンピースREDの物語はすごい短縮していうと、ウタが世界の現実を知り彼女なりのやり方で新時代をつくろうとした話。海軍も海賊も助けてくれていないそういった圧政に苦しんでいる人たちにとって、今の仕事や今の存在については口を開けば文句・不満を言っている、それならば理想の世界にみんなを連れて行ったほうがいいのではないか?っていう目的でウタウタの実の能力で、夢の世界に閉じ込めてずっとここで海賊にも恐れず・天竜人への圧政にもあわずに、平等に暮らしていけるよっていう提案(半ば強引に)をしていったという感じ。 ルフィはカイドウのどんな世界をつくりたいっていう問答に対して、ダチが飯をいっぱい食える世界みたいなことを話していて、根本は同じようなことを目指している感がある。ただそれがリアルなのか・リアルじゃないのかって