センスっていう言葉の意味が最近自分の中で重要度を増してきている感覚がある。昔からセンスがある人とかセンスがないとか日常的に使っていた言葉だけど、改めて今の時代はセンスが問われる時代だという認識がより増してきている。
以前下記のようなナラティブの重要性についてポストを書いたが、ポストモダンにおいて大きな物語が終焉した結果、何が絶対的な正解かっていうものは消滅してしまった。そのときに納得感をもった答えをだすために対話によるナラティブの構築が重要なのではないかということを書いたのだが、その納得感の醸成にはセンスというものがより重要になってくるのではないかと思っている。
ナラティブだけが人を動かす 〜スタートアップはなぜナラティブを紡ぐのか〜「ナラティブ」という言葉を耳にする機会がここ5年ほどでぐっと増えたように思います。 3日に1回程度本屋に出向いてはぶらぶらとしていますが、そうしている理由の一つが、時代のトレンドや社会の温度をぼんやりと掴むためだったりします。本屋は世相を反映しているので、売れている本はざっと目を通しています。(余談ですが、kaekaという伝え方のサービスに投資した大き
世界には資本主義以外のオルタナティブがない、その状況を「資本主義リアリズム」、つまり資本主義という「現実」しかない「現実主義」に陥っている
「資本主義の終わりより、世界の終わりを想像する方がたやすい」
上記は、マーク・フィッシャーが”資本主義リアリズム”で説いた言葉ではあるが、資本主義という言葉をTwitterに置き換えてみても今の状況に当てはまるのではないかと思う。まえまえから言われていることではあるが、Twitterに対して不満が集まっている。今(2023年7月3日)では修正されているが、読み込み数の制限などが土日の間課されていた。今後も人員整理と経営方針の影響で多少まだまだゴタゴタは続くであろう。しかし一方こういったVoiceを聞けけば聞くほどTwitterがいかに現状独占しているかがわかる。SNSであるのかメディアであるのかという議論はあるものの、一旦なるべく人に多くの情報を届ける・流通の場としてのTwitterはどうなるのか・代わりはあるのかということについて考えてみたいと思う。
・インターネット空間のAlaternative性の欠如
まず遡って過去から現状までを遡っ
”10年などでデカコーン(1兆円)をこえる時価総額をつくるためにはM&Aが必須なのでは?”ということを最近考えている。Exitではなく、株式交換などでもっとMergeしていき拡大していく力学をつくっていくことが重要なのではないかと。。
しかしM&Aというものは日本では少ないと自分がこの業界に入った日から言われている。スタートアップのExit(特にVCにとって意味のあるリターンになるExit)としてもIPOがまずメインになるのが日本マーケットであると思う。(IPOがしやすい市場であることが問題であるという話もあるが、一旦そこは棚上げ)
そうした環境の中でもちょっとずつ増えていっている感覚はあるが、まだまだUSなどと比較すると少ないのではないかと思う。こういった現象を国民性に帰結させるのはあんまり好きなやり方ではないが、一部はあるのかもしれない(会社は家みたいな概念が足かせとなる。)
ただその間にもVCマネー自体は増加しつつある、金利の問題でまだまだ今後はわからないがUS含めたスタートアップ含めたオルタナティブアセットへの投資をするためのお金はまだまだ世界に余っている(ドライパウダ
”どうしたら社会を変化させることができるか”
職業柄もあるが、上記の問いは常にずっと考えている。これはピュアに社会にインパクトを与えたいという気持ちもあるけれども、自分はそこまで立派な人間ではないので、どちらかというと今のファンドサイズのリターンをだすためには社会に影響力があるようなスタートアップをうまないといけないという力学によって考えさせられる面も大きい。
では、具体的にどのようにして社会を変えることができるのか?(加速させられるのか)ということを考えてたときにもちろんいろんな観点から気にするべきことがあるのだが、個人的に大事だなとおもうことは”熱量高い人間が長く取り組み続ける”こと。
長く続けられることは非常に重要。短期で劇的に社会が変わることは残念ながらそんなことはあんまりなく、長期的に変化していくことを期待し社会と人と対話続ける胆力が必要なのではないかと思う。もし短期で変えようと思うとそれは何かしらのリスクが伴う活動になってしまう可能性が高くあんまり推奨はできない。(暴力などに安直に訴えかけてしまうようなオプションをとりがちになってしまう)
では、”そういった長期的な
しばらく更新できていなかった(サボっていた)Podcastですが、気張らず再開していこうかなと思ってます。今回は最近サービスを開始した恋愛メタバースのMemoriaを運営しているFlamersの代表佐藤さんにインタビューしてみました。
内容としてはサービスというよりは、学生起業から始まりどういった経緯でこのサービスに行き着いたのか、またFlamersという会社がどういう雰囲気の企業なのかといったそういう側面に注目して話を聞いてみました。
Memoria(メモリア)-恋愛メタバース恋愛メタバース「Memoria(メモリア)」の公式HPはこちら!外見やスペックじゃない「内面からの恋愛」で、リアルでの交際に発展できる、メタバースのマッチングアプリ。メタバース空間には、初対面でも話しやすい仕組みがたくさん。服装や化粧も不要で、家からデートに行くことができます。MemoriaVR💡【読んで面白いと思う想定の方】
・Flamersに興味ある方 ・起業/事業アイデアを考えている方 ・学生起業を考えている方 ・VR事業を考えている方
下記がPodcastの全編はこちらから。(下記書き起こしは