MOVeLOTへの投資
新規投資したら書いている投資文章も結構数を重ねてきており、久々にリリースでたので書いていこうと思います。リリースでずに投資しているところもあるので、こう使い分けが難しいですが、まあそのへんは追々書いていこうと思います。
今回はFirstroundの投資として、MOVeLOTに投資をリードとしてさせていただきました。プレスリリースは下記よりぜひご参照ください。
どんな会社か
自分が説明しすぎても仕方ないですが、まず外せないのが”搭乗型ロボット”を制作することです。そして下記で代表の廣井さんが言っているような搭乗型ロボットで人の心を掴むような事業を創っていきたいということを考えております。ことエンタメ領域から最初は攻めていく予定ですが、詳細はぜひMOVeLOTのTwitterアカウントなどフォローしていただきお待ち下さい!
MOVeLOT.Incは搭乗型ロボットのチカラで人の”心”を動かし、搭乗型ロボット領域における世界的なリーディングカンパニーを目指します。
なぜ投資したのか
結論から言うと
①起業家・チームがこの方々でないとこの領域は参入できないし、実現出来ないと思ったから
②夢は大きいが、マネタイゼーション含めて現実的な登り方を考えていたから
という理由で投資をさせていただきました。どの投資でも言えることですが、特にこういった専門知識であり領域においては起業家を選ぶと思います。そして絶対にこれは同じアイデアを他の方にプレゼンされても、いやー面白いけどFeasibilityないよねって言う判断で断っていたと思います。
”ロボット乗りたくないですか?”
もともと代表の廣井さんとの出会いは、投資先で働いていたからというつながりです。自分がシードから投資をしているambr の代表の西村さんから紹介を受けて、会ったのが最初です。(信頼している西村さんからの紹介だからというのは実態として投資に至る理由の要因の1つではあります。紹介だから投資をしたわけでは全く無いですが・・)
正直テキストで聞いたときは非常に事業内容は面白そうだけど、これEquityとかVCとかが投資するようなビジネスになるのかな?というかビジネスとしてお金稼げるのかな?っていうのが自分の中では引っかかりながら、やろうとしている事業内容は非常に面白そうだったので一度ぜひお会いさせていただきたいということになりました。
そして最初に会ったときになんでロボットが好きなのかから、どうしてこの事業をやりたいのかの思いを聞いていったときに、プレスリリースにも書いてあったように前職のSKELETONICS株式会社で働いていたときに「人生の中でロボットに乗れるなんて思わなかった。ロボットに乗れず人生を終える人の方が多いんだろうな」という一言が忘れないらしく、前職時代にロボットに乗った人たちがすごい楽しそうにキラキラしていた姿が忘れられないらしく、”中路さんもロボット乗りたくないですか?”って言われたのが非常に刺さったといいますか、その熱量をもって取り組んできたし、今後も取り組みたいテーマなんだなということを感じました。
R&Dで終わらないビジネスモデル
実際に廣井さん含めてチームもずっとロボット×エンタメ領域で事業をやってこられた人が多く、こういう知見と熱量をもった方々がやってみるならシードとしての不確実性は許容して投資をしてみたいなということ思うようになってきました。
また実際にロボットをつくるといっても無動力のロボットをつくるということで、コストもそこまで大きくなく試していけるということもわかってきて、またエンタメ領域から入るしそこにこだわりがあるんだなということを理解できたので、マネタイゼーションに関してもR&Dだけお金かかって遠いというモデルでもないことがわかったので、これは振ってみる価値がある挑戦だなと思い出資オファーをさせていただきました。
また個人的には日本というロボットという思想が浸透している国っていうのは多く無いかなと思っています。古くは鉄腕アトムから始まり、ガンダム・エヴァンゲリオンといったようなアニメーションの文化が下支えしている思想で、そういった雰囲気や匂いがするような国からこのような事業が出て世界中でロボットに乗る人が少しでも増えることは意義深いのではないかなと思ったりしてます。(ちなみに廣井さんが好きなのは機動武闘伝Gガンダムらしいです。自分は知りません。)
といいつつ、まあ本当にドシードの挑戦だとはおもうのでこれから色んな大変なことがあるとおもいますが、ぜひその挑戦を近くで見れればと思っております。
ぜひ興味あるかたはフィナンシェでパイロットを募集したりしてますし、Twitterなどをフォローしてみてください!一緒にロボット乗りましょう。
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