Flamersへの投資

本日リリースがあったようにFlamersへリードで投資をさせていただきました。

恋愛特化メタバース「Memoria」を開発する株式会社Flamersがシードラウンドとして1億円の資金調達を実施
株式会社Flamersのプレスリリース(2022年10月11日 12時00分)恋愛特化メタバース[Memoria]を開発する株式会社Flamersがシードラウンドとして1億円の資金調達を実施
VRデバイスもてるの調達のときのポーズ増えるからイイネ

どういうサービスかというと、VRデーティング・VRマッチングサービスを展開する予定です(VR版のOmiaiとかPairsとかそういったものを頭に入れていただければざっくりというとそういう印象です。厳密には若干違うのですが)お!!面白そうっていうように少しでも興味ある方は下記からぜひもう少しみていただければ幸いです

株式会社Flamersの募集・採用・求人情報 - Wantedly
株式会社Flamersの新卒・中途・インターンの募集があります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。

チームとの出会いは紹介でした。最初は正直メタバースで恋愛はわかるしある市場だけど結構大変だぞ・・(まずまだメタバース自体が来ていない、VRデバイスも普及されていない上での戦いになる)って思いながら、30分のオンラインミーティングに出たのを覚えています。ただ重複になりますがその時からヴァーチャル×コミュニケーションという分野はVRChatや投資先のambrを通じてこれは非常に面白い体験だなっていうのを認識していて、コミュニケーションがあるのであればそこに出会い・マッチングという領域は必ず市場として勃興してくるだろうなというViewはありました。一方で上記に書いたようにまだ来ていない市場だからこそどういうふうに市場感を捉えているのかは気になりながらミーティングにでました。

そうすると学生起業とは思えないくらいの解像度と実行力をもってこの挑戦に取り組んでいることが伝わってきて、これは・・とおもいました。検証としてVR-chatで何度か開催していたり、ユーザーインタビューや実際の類似企業への調査も含めて非常に理解度が高いなという印象を30分で感じたので、これはもう少しディスカッションしてみたいと思い、オフィスに訪問することにしました。

オフィスを訪問して30分くらい話した瞬間に、ああこのチームには投資するかって決断というか自然と思った記憶があります。お世辞には綺麗とは言えないアパートで泥臭く議論しながらつくっており、創業者同士が人生をかけて挑んでいる感じが伝わってきて、学生起業にはそんなに数を投資をしていないのですが、初期のDiniiチームに近い熱量であり狂気を感じたのでこのチームは良いぞ!!って思ってオファーさせていただきました(もちろん、その後に投資委員会とかはきちんとやってます)

またディスカッションの中でもチームもまだVRデバイスの普及度も含めてどういう状態かというのを冷静に見ていたことも一つ投資をしたい理由となりました。こういった領域では盲目的にVRが好き!とかそういったタイプの起業家でもいいんですが、自分と相性が良いタイプは冷静に市場を冷めた目でみつつもそれでもこの領域をやりたいという判断をできるタイプです。Flamersのチームはその冷静さとそれを乗り越えるぐらいの熱狂度をもっているなという予感がしたので、投資をさせていただきました。また調達金額も当初ディスカッションしていたときよりも上げて投資オファーをさせていただき、ちゃんと波に待てるような体制づくりをしてほしいということをお伝えしました。

もう少しサービス寄りの話をすると、新しいデバイスや革新が起こったときに伸びるコンテンツっていうのはいくつかあると思うのですが、まずは”コミュニケーション”・”ゲーム”この2つが最初に伸びると考えております。実際にiPhoneがでたときに初期トラクションをつくっていたのはこの上記の2つだったのじゃないかと思います。その仮説でambr(コミュニケーション)とVARK(ライブというコミュニケーションとゲームの中間)の2つを投資をさせていただきました。ゲームはまだ投資できてません・・(お話お待ちしてます!と思う一方IPに投資をするに近いのですが、ゲームに投資する難易度は高い)そして、コミュニケーションが起こるとしたならばそこには恋愛は起こり得るものだろうと思っており、そこに特化したサービスっていうのは今後必ずでてくるだろうなと思って投資をさせていただきました。

あともう自分は若くはないので実感からは遠いですが、荒野行動やフォートナイト・APEXなどのゲームを通じて知り会って付き合っている人は数人知っているので、より今後若い世代が過ごす時間の場所においてはそういった現象はより一般的にみられてくるのではないかなと考えたりしてます。

またVRChatなどを体験していただいた事がある人にとってはわかりやすいかとはおもうのですが、VR空間って結構話しやすいんですよね。外見を気にせず会話に集中できるし、これは言語化しずらいんですが電話でもなくZoomでもなくLine通話でもなくVR空間での会話がリアルに近いのでなんていうか圧倒的に話しやすい。これはなぜなのかはわかりませんw リアルの世界でマッチングなどに少し嫌悪感がある人もいるとはおもうのですが、ただぜひ一度体験してほしいです。VRChatフレンズ募集中です。

最後にメタバース・VRについてはまだ市場としてはきてないとはおもってます。でも着々と近づいてきているとは思います。いつかはまだわからないですが、必ずインターネットの滞在時間が長くなっていくのは不可逆的な流れだと思っていて、あとは各起業家とマーク・ザッカーバーグの頑張りによりどれくらいこの未来が近づけられるかっていう理解をしてます。(頑張れザック)来るべき未来を近づけるために投資をしている感覚があり、こういったFlamersなどに投資をさせていただくことでより面白い未来へのショートカットをしていきたいなと思ってます。

ぜひ少しでも興味ある方、特にエンジニアの方話をきいてみませんか??

株式会社Flamersの募集・採用・求人情報 - Wantedly
株式会社Flamersの新卒・中途・インターンの募集があります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。

ここからはあんまり起業家に話してない自分の妄想ですが、もっと先の未来はメタバース上の人格・性別と実際の性別は別れてきたりそういったデジタルアイデンティティに対してはより注目が集まってくるのではないかとは思っています。そういった人格を複数もっていく世界線に行く可能性は全然ありえるのではないかなと。それはCryptoの世界の匿名文化とも相性が良いですし、よりVR空間でリッチな表現ができるようになるとそこの世界で暮らすことができるようになる。そういった未来を自分は面白いと思うし、そういったものを投資を通じて形づくていければいいなと思ってます。こういう未来の話を一緒にできる人も探しております。