CyberPunk Edgerunnersから考えるUnreal Engineが普及した先のコンテンツの未来
Twitterなどで話題になっていたので土日で一気見したのだけど、好みはわかれるが自分は結構テンポよく見れて非常に面白かった。グロいのが苦手な方とかはあんまりおすすめしない、Netflix特有の匂いがする作品ではある(ちょっと前にリメイクされたデビルマンとか、自分が好きなラブデスロボットみたいな作品が好きな方にはオススメする)キャラの心情とかそういうのに寄り添いすぎないのに、各キャラがすごくたっていて、なぜか好きなキャラクターができてしまう。また、原作にも近いけど格差の広がりから生じる今の延長な世界観が非常に興味深かった。個人的には身体性の拡張みたいなのは興味があるし実際に2077の時点ではこの世界観まではいかないがより100年後には必ず人類は自分の体を好きなように操作できるようになっているとは思っている
原作はオープンワールドのゲームのCyberpunk2077。2年前ほどぐらいにPS5ででて、出る前にはネットではちゃめちゃに評価が高かったかけども、バグなどが非常に多く出た瞬間に不評なのを拝見していて自分も購入することは一度は止めた作品である
ただこのアニメを見てついついゲームを買ってしまった(やる時間があるかはわからないけど)ことを一歩立ち戻って考えたときにこれからのコンテンツの未来が少しあるように思えてそれがどういうものなのかについて少し考えたことを書いて見ようと思う。
アニメの聖地巡礼をゲームでできるということ
聖地巡礼という文化は昔からある。アニメやドラマなどのコンテンツの舞台となった土地などにいき楽しむ行為だと認識している(違ったらすみません)そのキャラがここにいたんだなという不思議な気持ちになれるし、コンテンツで観客として見た景色を再体験することによっての発見であり楽しさというものがあると思う
今回のエッジランナーズを見てうわーこの世界体験してみたい!!って思えてしまったし、それが叶えられる手段がゲームを購入するという行為でできてしまうことに気づき、実際につい購入してしまったんだろうなと思う。しかもオープンワールドのゲームなのでそのロケ地とよんでいいのかわからないけど場所を探す楽しさもある。オープンワールドのゲームとアニメのような作品の相性の良さを非常に感じた作品であった。そしてそれは今後UnrealEngineのようなものでより増えていくのではないかと思う
UnrealEngineが開く可能性とメタバースとアニメ
UnrealEngineについての説明は深くはしないが、誰もが知っているFortniteの会社のEpicgamesが作っている3D制作ツール。個人的にはVRデバイスよりもこのUnrealEngineこそがメタバース化を進めるものであるし、今後10−20年単位での開発PFとしてインパクトが大きいものではないかとおもっているが、自分もエンジニアではなく専門家ではないのでざっくりと理解している。なので詳しい説明はできないが、3D制作が簡単にまた非常にリアルにつくれるようになる代物っていう感じで理解頂いていいんじゃないかと思う(間違ってたらツッコミください)
下記映像とかはマトリックスの世界をUnrealEngineでつくったものである
今後映画などの作品やゲームなどがUnrealEngineでつくられていくと、それを元にしたアニメ作品などがもっと増えてくる気が今回のCyberPunk Edgerunnersを見て感じたことである。コンテンツの世界にダイブインすることができる面白さっていうのはなんというか言語化しずらいが面白いと思っている。その作品の日常をオープンワールド的に体験することでよりアニメ作品への没頭感というか親近感というべきかそういった感情が湧きやすく、アニメをみて作品のゲーム・メタバースに入り、またアニメに戻って見直すみたいなループが起こるんじゃないかなと思ったりする
メタバースの中でアニメ撮影とか今後あるのでは
もっと妄想を広げるとそういったUnrealEngineなどで作成された3Dワールドの中で直接アニメなどを撮影する、街中で映画やドラマを撮影する感じで取られる作品などがもしかしたらでてくるかもしれない。そこにアバターとしてエキストラ出演したりなど・・まあここまでいくと結構妄想の領域にはなってくるが、実際にFortniteやApexの様子をYouTubeにアップロードされるのに近いものなのだからそう遠くもない将来にありそう(VRChatとかで探したら下記みたいのがあった、より5−10年後にリッチな作品でそう)
このようなコンテンツにおいての表現の仕方が3D空間という領域を得ることによって何十倍にもいままでの楽しみ方を超すようなものができるかもしれないという予感をした週末だった